当社の祭礼神事、季節の出来事などをブログ風にお伝えして参ります。

写真はクリックすると拡大します。

出雲の三社を参拝

出雲大社拝殿
出雲大社拝殿

8月29~30日にかけて中国地区神社庁教化会議が島根県神社庁の当番で出雲市で開催され、出席致しました。この会議は中国地区五県の教化担当の神職が一堂に会して斯界の諸問題などを協議・意見交換する事を目的として毎年各県の持ち回り当番により開催されています。

会議場(出雲大社社務所)参加者17名(内、鳥取県2名)

 

出雲大社本殿(後方より望む)
出雲大社本殿(後方より望む)

会議に先立ち出雲大社に正式参拝をさせて頂きました。八足門より参入してお祓いを受け、御本殿間近の楼門の前で玉串拝礼を致します。千家権宮司様より平成の御遷宮に関わる秘話なども含めご説明を頂きました。

 

用語解説 千家(せんげ)氏は天穂日命(あめのほひのみこと・天照大御神の第二御子)を祖神として代々出雲大社の祭祀を司るお家柄。中でも宮司をお勤めになる御方を国造(こくそう)様と尊称致します。

須佐神社
須佐神社

2日めは出雲市の神社を2社視察を致しました。須佐神社(出雲市佐田町鎮座)は須佐能袁命(須佐ノ男命・すさのうのみこと)稲田比売命(いなたひめのみこと)足摩槌命(あしなつちのみこと)手摩槌命(てなつちのみこと)がお祀りされています。

須佐神社の大杉
須佐神社の大杉

境内には本殿背後に近年パワースポットとして紹介された御神木の「大杉さん」や塩水が湧く井戸「塩井」があります。大杉さんは樹齢1300年以上と伝わる古木で周囲は約6m・高さは約35mあり、その昔、加賀藩(石川県)から帆柱にと金800両で所望されたが、丁重に断ったとの逸話が残っています。塩井は出雲大社に近い「稲佐の浜」とつながっており、湧水に間渇があるのは日本海の潮の満干と関わりがあると伝わっています。

八雲風穴
八雲風穴

神社参拝の途中、八雲風穴(やくもふうけつ・出雲市佐田町)に立ち寄りました。毎年、夏になると涼を求めて沢山の観光客が訪れるそうです。約450年前、隣接する寺院、福泉坊の開山の頃から清涼山と呼ばれ冷風を発する地域だったと伝わっています。

風穴内部
風穴内部

風穴の内部は真夏でも平均気温が10℃前後で気温差が少なく、山懐を流れる地下水が岩と岩のすきまの空気を冷やし地表に流れ出ていると考えられています。

天照大御神が鎮まる日沈宮
天照大御神が鎮まる日沈宮

日御碕神社は島根半島の西端に鎮座(出雲市大社町)する日沈宮(ひのしずみや)と神の宮(かみのみや)を総称したご社名です。日沈宮には天照大御神ほか5柱、神の宮には素盞鳴尊ほか3柱の神々がお祀りされています。現在の社殿は徳川家光公の命により造営され、以来360余年を経た今日も優美な姿を保っています。

 

「伊勢大神宮は日の本の昼を守り、出雲の日御碕清江の浜に日沈宮を起建て日の本の夜を守らん」

経島
経島

経島(ふみしま)は日御碕の西方100mの日本海上に位置する面積約3000㎡の無人島です。日沈宮の元宮として現在でも祭礼時の神職以外の立ち入りは厳しく禁じられています。8月7日の日御碕神社の例祭日のみ宮司が船で島に渡り古式による神事を斎行されるそうです。

天然記念物「経島ウミネコ繁殖地」に指定されています。

 

写真をクリックして拡大すると島上の元宮と鳥居が確認出来ます。

還暦祭

多里神社 還暦祭
多里神社 還暦祭

8月16日(金)多里神社で還暦祭を執行致しました。通常、厄除・還暦などの年賀の祈願祭は年明けから節分の間に申し込まれる方が殆どですが、今回は昭和44年に多里中学校を卒業した同窓生による祈願祭でした。近年、日南町ではお盆の帰省に併せて成人式(8月15日)を挙行致しますが其れの還暦版といった感じです。幹事さんの呼びかけに県内外から25名が参列されました。
祭典後は会場を温泉施設に移して同窓会が開催されるそうです。

全国戦没者追悼式

全国戦没者追悼式
全国戦没者追悼式

68回目の終戦記念日の今日8月15日、政府主催の「全国戦没者追悼式」が天皇皇后両陛下をお迎えして東京千代田区の日本武道館で執り行われました。戦没者の遺族ほか安倍首相や各界の代表者ら約6.000人が戦没者約310万人の御霊に追悼の祈りを捧げました。

 

天皇陛下のお言葉

「本日、戦没者を追悼し平和を祈念する日に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦においてかけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たに致します。終戦以来既に68年、国民のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、苦難に満ちた往時を偲ぶ時、感慨は今なお尽きる事がありません。ここに歴史を顧み、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心からの追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。」

御霊祭(13~16日)

御霊迎え
御霊迎え

お盆の初日、木山代宮家では迎え火ではなく西方の縁側に大内行燈(盆提灯)を置いて、先祖の御霊をお迎えします。(写真左奥が迎え行燈)

御霊舎を社務所床の間の祭壇に安置して4日間祖霊をお祭り致します。

御霊祭
御霊祭

15日(木)午前9時15分、木山代宮家の御霊祭を斎行致しました。家族親族が参列して祖先の御霊を親しくお慰め致しました。明日16日の午前中には御霊送りをして4日間の御霊祭を納めます。

お白石持ち奉献行事

鳥取県西部地区奉仕団
鳥取県西部地区奉仕団

8月8・9日、伊勢の神宮のお白石持ち奉献行事に参加致しました。式年遷宮を間近に控えた神宮はお白石持ち奉献行事の参加者で賑わっています。御正殿となる新宮の御敷地に特別神領民として白い石を奉献させて頂く行事です。かつては20年に1度、旧神領民の人々のみが御正殿の周囲にお白石を納める事が出来る行事でしたが、神宮の特別のお計らいにより第60回の遷宮より「1日神領民(当時の呼称)」として一般にも奉仕が許された行事となりました。

浜参宮
浜参宮

前日の8日には行事に先立って外宮参拝と浜参宮(はまさんぐう)として二見興玉神社へ参拝致します。これは奉献行事の無事を祈ると共に、お白石を納める前に心身を清める禊(みそぎ)の意味を持っています。

 

お白石持ち奉献行事に鳥取県は125名の参加枠を頂き、今回の日程には県内各地より90名が参加しました。

お白石奉曳車
お白石奉曳車

神宮に奉献するお白石を乗せた奉曳車(ほうえいしゃ)です。お白石を入れた木樽が荷締めされ、幟やしめ縄などで装飾されています。

 

お白石持ちが始まったのは古文書に寛正3年(1462)の記録が見え、550年以上前、第40回の内宮の遷宮からですが中世以降、神宮の神領民がこぞってお白石を奉献するようになったのは寛永6年(1629)年貢の代わりの賦役として奉仕した記録が残っています。

お白石奉曳
お白石奉曳

私達は内宮陸曳として、おはらい町を出発し宇治橋をめざします。道中は地元奉献団の木遣や梃子方(てこかた)など多数の方々の手助けにより奉曳させて頂きました。木遣衆の「エンヤー」の掛け声に合わせて私達も「エンヤー」と気合を入れて進みます。

お白石奉曳2
お白石奉曳2

宇治橋が間近に迫ると白い曳き綱を高く掲げて綱を巻き取り、奉曳は目出度く納めとなります。

 

お白石奉献行事には内宮・外宮をあわせて全国から約7万人の特別神領民が奉仕するそうで、今回の日程だけでも約3200人の特別神領民の奉仕がありました。

お白石を御正宮へ
お白石を御正宮へ

奉曳を終えて宇治橋を渡り、手水を済ませると係りの方から白布とお白石を受け取り、神宮神職の修祓を受けて御正宮に向かいます。晴れやかな心で新御敷地へ参入させて頂くと眼前には内宮御正殿が厳として瑞々しく輝いていらっしゃいます。感謝と信心の心を籠めて御正殿の真正面のあたりに「お白石」を奉献させて頂きました。

また、天照大御神様の御神慮により佐賀県からお白石持ちの奉仕に来ていた國學院大學時代の同級生2名と偶然の再会が叶いました。

鬼神神社龍燈祭

鬼神神社
鬼神神社

8月7日(水)島根県奥出雲町に鎮座の鬼神神社(おにかみじんじゃ)の龍燈祭(りゅうとうさい)の代行奉仕を致しました。この神社は私の実父が宮司を務める神社ですが、諸事情により祭祀を代行致しました。なぜ龍燈祭と称するのかは諸説ありますが、どの説も信憑性の薄い俗説のように感じますので今回は述べませんが祝詞の内容は夏祭です。

 

御祭神 五十猛命・素盞鳴尊ほか三柱命

五十猛尊御神陵
五十猛尊御神陵

社殿での祭典に引き続き神輿が本殿右側の御旅所まで巡幸し御旅所祭を執行の後、無事還御されると神酒を頂き一旦祭典は終了となります。その後、役員・総代と共に本殿背後の五十猛尊御神陵に登拝して祝詞を奏上し陵前祭を執行致します。陵前祭は簡略なお祭りですが私はこの祭祀にこそ龍燈祭の意味を解くカギがあると考えています。

正式参拝

西部青年神職会正式参拝
西部青年神職会正式参拝

8月4日(日)西部青年神職会の正式参拝を奉仕致しました。若手神職(会長以下10名が参加)とその子弟(5名全て女の子)の交流を目的とした研修会です。今日は日野支部管内の数社を巡拝するそうです。私もかつて西部青年神職会や鳥取県神道青年会の会長を務めさせて頂きましたが、後輩たちの姿を見て、当時を懐かしく思い出しました。

用語解説 鳥取県神道青年会は45歳以下の神職で構成し斯界発展のために様々な活動をする組織。西部青年神職会はその中でも西部支部と日野支部の若手神職で構成する下部組織

月次祭

月次祭
月次祭

8月1日(木)恒例の月次祭を斎行致しました。公務の都合により通常より1時間早めて午前6時に執行致しました。6月1日の衣更えには紗織に総裏付の狩衣でしたが暑さが厳しくなると紗織に裏地の無い物を着用致します。
萌黄地の天平雲に二羽鳳凰紋、紗織の狩衣

朝の境内
朝の境内

各地で突発的な豪雨による被害が多発しています。午前1時頃より大雨が降り続き、更なる被害にの発生を心配しています。日野郡内は朝方に雨の勢いは収まりましたが警戒が必要です。

日野地区を除く鳥取県内全域に大雨洪水警報が発令されました。

船通山神域宣揚祭

宣揚祭 祭壇
宣揚祭 祭壇

7月28日(日)船通山神域宣揚祭の斎主を奉仕する為、登拝致しました。

当日の山頂は、今にも雨が降り出しそうな曇り空でしたが幸いにして神事が終了するまでは天候が持ちました。

 

用語解説 船通山(せんつうざん)は古事記に謂う、鳥髪(とりかみ)の地 国定公園 標高1142m

宣揚祭 祝詞奏上
宣揚祭 祝詞奏上

神事は船通山の山頂に祭壇を舗設して斎行致します。鳥取県神社庁日野支部と島根県神社庁仁多支部が合同で奉仕し、今年は日野支部長の私が当番支部として斎主を務め、両支部の神職13名が奉仕する盛大な神事です。

神樂舞
神樂舞

神賑行事として仁多支部神職による神楽舞が神事に華を添えました。須佐之男命が「オロチ」の体内より出顕した天之叢雲剱(あめのむらくものつるぎ)を手に執り、舞い、祓い清めて船通山神域宣揚祭の盛儀を寿ぎます。

福餅撒き
福餅撒き

神事が終了すると登拝した約300名の参列者に神饌の「福餅」を撒いて船通山宣揚祭の盛儀の喜びを共に分かち合います。

日野高校の荒神神樂
日野高校の荒神神樂

今年はアトラクションとして地元、日野高校の郷土芸能部がヤマタノオロチ退治を上演、悠久の時空を超えて鳥髪の地で神話を再現してくれました。

 

抹茶の接待
抹茶の接待

船通山の登山道7合目付近には金明水(きんめいすい)と呼ばれる湧水があり、地元有志のご婦人方やそのお嬢さん達による抹茶のふるまいが楽しみです。金名水で点てられた抹茶と手作りの水羊羹を頂くと登山の疲れも癒えて、頂上までのひと踏ん張りに力が湧いてきます。

多里神社夏祭

多里神社夏祭 御旅所祭
多里神社夏祭 御旅所祭

7月25日(木)多里神社の夏祭を斎行致しました。宮司ほか助勤神職1名が奉仕し総代会長以下3名の役員が参列して厳粛に執行致しました。祭典が終了すると神輿と太鼓をそれぞれの車両(軽トラック)にお乗せして氏子内5カ所の御旅所(自治会館等)にお立ち寄りになり、御旅所祭を斎行し氏子は各々拝礼致します。

美用神社夏祭

美用神社
美用神社

7月22日(月)美用神社の夏祭を代行奉仕致しました。大山祇命・大物主命を祀る当社は集落の南方の山中に北面して鎮座する秘境の神社です。当日は総代会長以下5人の総代が参列して慎ましくも厳粛に斎行致しました。

祝 有村治子候補 当選

有村治子参議院議員
有村治子参議院議員

今回の第23回参院選で神道政治連盟が推薦の有村治子さんが比例区で目出度く当選されました。また自民党が圧勝し参院で与党が少数の「ねじれ」も解消されました。有村治子参議院議員の益々のご活躍を期待致します。誠におめでとうございました。

吉原三社の夏祭

袋原神社 幣殿
袋原神社 幣殿

7月17日(水)吉原三社(吉原神社・西成神社・袋原神社)の夏祭を代行奉仕致しました。
15日の豪雨で江府町は1時間に87ミりと観測史上最多を記録し、大変な被害を蒙りました。住宅に土砂が流れ込んだり、床上下の浸水や田畑に土砂が流れ込み畔などが崩壊するなど深刻な被害が報告されています。祭典では今後の天候の安定と災害復旧も併せて祈念致しました。

福榮神社夏祭

福榮神社 夏祭
福榮神社 夏祭

7月15日(月)福榮神社の夏祭を斎行致しました。夏祭りは田畑を日照りや大雨、害虫や疫病の災いから回避する事を祈るお祭りですが、当日の県内は激しい雨に見舞われ一部の地域では記録的な大雨となり住宅の浸水や土砂崩れなどが頻発しました。幸いにして日南町内の被害は軽微でした。祭典を執行する午後2時には雨も上がり薄日が差しました。総代会長以下役員・来賓など15が参列して厳粛に執行致しました。

東京出張

水稲荷神社 拝殿
水稲荷神社 拝殿

7月12日から14日にかけて所用の為、東京に出張致しました。用件の合間に神社参拝を致しましたのでご紹介します。写真の水稲荷神社(みずいなりじんじゃ)は私が國學院大學の学生だった4年間、出仕として住み込みで修行をさせて頂いた想いで深い神社です。

 

用語解説 出仕とは神職資格の有無にかかわらず、正式な神職とは見做されない職員の事

水稲荷神社 本殿
水稲荷神社 本殿

水稲荷神社は倉稲魂大神(うかのみたまのおおかみ)大宮女大神(おおたみやめのおおかみ)佐田彦大神(さるたひこのおおかみ)をお祀りする古社です。伏見稲荷大社を模した社殿は昭和38年に早稲田大学との土地交換で現在の地(徳川御三卿の清水家の跡地)に移転建立されたものです。

 

鎮座地 新宿区西早稲田3-5-43

例祭日 9月9日

穴八幡神社
穴八幡神社

水稲荷神社からほど近い穴八幡神社は応神天皇(おうじんてんのう)仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)神功皇后(じんぐうこうごう)をお祀りしています。この神社の例祭日(9月15日)には学生時代に祭員として助勤奉仕をさせて頂きました。当時の社殿は現在とは異なり古い社殿で、本殿は神明造りだったと記憶しています。同社が冬至から節分にかけて頒布する「一陽来復の御守」は金銀融通の御守りとして有名です。

 

鎮座地 新宿区西早稲田2-1-11

靖国神社
靖国神社

靖國神社は嘉永6年(1853)以来の国事受難者246万余柱の英霊がお祀りされています。当日(13日)は「みたま祭り」の初日で沢山の慰霊提灯が飾られていました。

樂樂福神社の彰徳殿にも護国の英霊74柱がお祀りされていますのでご神縁に感謝して参拝させて頂きました。

鎮座地 千代田区九段北3-1-1

例祭日 春季大祭 4月21日~23日

      秋季大祭10月17日~20日

栗尾神社夏祭

栗夫神社
栗夫神社

7月9日(火)栗尾神社の夏祭を代行奉仕致しました。此の神社は大正6年に美用神社に合祀されていますが旧社地にも小社を建立して1年に1度のお祭りを斎行しています。

時節柄、夏祭と称して祭祀を執行致しますか゛厳密にはこの日が例祭に当たるのかもしれません。

御祭神 大物主命

日野町公民館

日野町公民館
日野町公民館

この日野町公民館の会議室を借用して神社庁日野支部の諸会議のほとんどが開催されています。去る7月4日(木)には神社庁日野支部の総会も開催され向こう1年間の支部運営について活発な意見が交わされました。その他、役員会・伊勢参拝の合同役員会・日野郡神社総代会の役員会など年に十数回に及ぶ会議の会場になっています。

班幣式

班幣式
班幣式

7月8日(月)班幣式に出席致しました。県内7支部の支部長が支部管内の神社にお供えする本庁幣を神社庁長よりお預かり致します。併せて開催された支部長会・教化部企画室会議にも出席致しました。

 

用語解説 本庁幣とは神社本庁が包括する全国の神社の例祭などにあわせてお供えする幣帛料

有村治子(ありむらはるこ)

参院選 自民党比例代表 ありむら治子候補
参院選 自民党比例代表 ありむら治子候補

今日(4日)公示の第23回参議院議員選挙に神道政治連盟が推薦する有村治子さんが自民党の比例代表(全国区)の候補として3選目を目指して立候補されています。彼女は42歳で夫と子供2人の4人家族のママさん候補です。しっかりとした国家観と地に足のついた生活観を持った保守の政治家で、任期中の2期12年の間には「マタニティーマークの誕生・学校での太陽光発電を主導・教科書無償制の意義を明記・領土に関する教科書記述を正常化」などの政策の実現に尽力されました。神道の精神を国政に・日本の心を政策に実現する有村治子候補を神社界は支援しています。 

 

用語解説 神道政治連盟(神政連)は昭和44年に、世界に誇る日本の文化と伝統を後世に正しく伝える事を目的に結成されました。日本人らしさが忘れられつつある今、この国に誇りと自信を取り戻すために、私たちはさまざまな問題に取り組んでいます。

黄金の絨毯

黄金の絨毯
黄金の絨毯

境内の榊の枝は白い花を咲かせながら、その花を次々に落花させて地面は黄金色に変わります。榊の花の香りを楽しみながら黄金色の絨毯を踏むのはいかがでしょうか。金運が高まり「こがね」が貯まりますように。

月次祭

月次祭
月次祭

7月1日(月)午前7時、恒例の月次祭を斎行致しました。昨日の夕刻には夏越大祓を執行致しまして氏子・崇敬者の皆様が清々しく向こう半年間をお過ごし頂きますよう祈念申し上げました。今年の下半期は伊勢の神宮の式年遷宮のご斎行で国民の心も浮き立つような半年間になる事を期待しています。

朝の境内
朝の境内

朝方から心地よい風も吹きさわやかな朔日を迎えました。境内には野鳥達のさえずりも聞こえ穏やかな気持ちになりました。

夏越大祓式

夏越大祓式
夏越大祓式

6月30日(日)午後6時、夏越大祓式を執行致しました。私達が元旦から今日までに、知らず知らずの内に犯した半年間の罪や穢れを祓い清めて清浄な心身に立ち返り向こう半年間の除災招福を祈る古来から伝わる儀式です。

 拾遺和歌集 

 水無月の夏越の祓いする人は千歳の命のぶといふなり 

                          詠み人しらず

神社庁定例協議員会

協議員会 会場
協議員会 会場

6月26日(水)平成25年鳥取県神社庁定例協議員会に出席する為、倉吉市に出張致しました。会場の「セントパレス倉吉」はアメリカ東部風のトラディショナルな内装を施した小洒落たホテルです。数ある神社庁関連の会議の中でも神社庁長はじめ役職員・協議員など約50名が集い、向こう1年間の神社庁運営の方針を決める1番重要な会議ですので今回ご紹介致します。

協議員会
協議員会

会議は神宮遥拝・国歌斉唱・敬神生活の綱領唱和・黙祷などの開会儀礼の後、日程第1の神社庁長の挨拶から始まります。日程第1~第17の中で11もの議案が上程され慎重に審議されました。特に議案第8号~10号に渡る予算関連の議案には活発な意見が交わされ全ての議案が承認されました。

懇親会
懇親会

会議終了後は別室で夕食を兼ねた懇親会が開催され、和やかに歓談して懇親を深めました。

彰徳殿例祭

彰徳殿例祭
彰徳殿例祭

6月23日(日)午後2時、彰徳殿の例祭を斎行して戊辰戦争から大東亜戦争までの英霊・公職にあった殉職者・歴代の神官神職・無縁断絶となった社家の御霊など82柱をお祀りして厳粛かつ丁重に御慰め申し上げました。

修祓
修祓

遺族の参列は昨年と同様の4名で高齢化が進んでいます。足腰に痛みを抱える方ばかりですので祭典中の安座も致し方ありません。

 

 

例祭の装束は遠紋冠・白無紋小直衣・白差袴を着用致します。

直会
直会

祭典終了後は社務所にて直会です。去る5月10日に斎行された出雲大社の平成の大遷宮や10月2日(内宮)・同5日(外宮)に迫った神宮の式年遷宮の話題で話がはずみました。

第17回「平和観音祈りの集い」戦争被災者追悼法要

平和観音祈りの集い
平和観音祈りの集い

6月22日(土)日野仏教会主催の標記の法要に神社廳日野支部を代表し、来賓として参列致しました。日野町山村開発センターを会場に光西寺(日野町)住職をはじめ日野郡内(旧溝口町含む)の僧侶の方々の奉仕による丁重な祈りが捧げられる中、遺族の方々と共に追悼の誠を捧げて参りました。法要の後は、「先生たちの戦争体験」と題した日野町遺族会長の発表もあり、慰霊の祈りに包まれた厳粛な式典でした。  合掌

 

彰徳殿例祭の準備

彰徳殿の清掃
彰徳殿の清掃

6月21日(金)2日後に例祭を控えた彰徳殿の清掃作業を致しました。調度品などを移動させて掃除機を掛けたり、モップ掛けも致しました。5月1日の春季大祭以来の大掃除でしたがさほどの汚れも無く1時間の作業でした。

御幣・紙垂の奉製
御幣・紙垂の奉製

彰徳殿の清掃を終えると社務所で御幣や紙垂を奉製して新たに装飾致します。御霊前に奉る御幣は1年毎に、しめ縄に飾る紙垂は不定期(あまり痛まない内に)に取り替えます。このほか神前幕も装飾を済ませました。神饌の盛付けや玉串の準備は当日の作業です。

恵みの雨か

雨にけむる社殿
雨にけむる社殿

昨日(18日)の午後から降り出した雨は6月19日(水)の朝方から本降りとなり明日の朝までの雨量が150ミリと予想され、この大雨による土砂災害などの発生も心配されます。また台風4号の進路にも警戒が必要となっています。社殿も強い雨にけむって参拝者の姿もなく雨音だけが聞こえて来ます。

岡山県の近隣神社視察

木山神社
木山神社

6月12日(水)支部第3分会長と共に日野郡と県境を接する岡山県の近隣の神社の視察を致しました。木山神社(真庭市)は須佐之男命をお祀りして家内安全・商売繁盛・悪疫退散・勝負事の神様として多くの参拝者を集めています。良く整備された境内を夏の日差しが引き立てていました。

用語解説 日野支部は3つの分会から構成され、第1・第2・第3の各分会に分会長1名を置く。

 

木山寺
木山寺

木山寺(真庭市)は木山神社と共に古くは木山宮と称されて神仏混淆の聖地でしたが明治以降は神仏分離により真言宗の木山寺と木山神社に分かれて現在に至っています。境内には名残の鳥居も残り神社と見紛うような佇まいです。

 

用語解説 神仏分離 正確には神仏判然令、慶応4年から明治元年の間に発令された太政官布告・神祇官事務通達・太政官達など一連の諸通達の総称。

高岡神社
高岡神社

高岡神社(真庭市)は大倭根子日子賦斗邇尊(オオヤマトネコヒコフトニノミコト)即ち当社と同じく孝霊天皇を主神としてお祀りする神社ですので御神縁に感謝して特に丁重にお参りをさせて頂きました。安産の神・婦人の守り神・諸事を貫く「つらぬきさん」として崇敬されています。

 

藁の大蛇
藁の大蛇

手水舎の横に額絵などが飾られている建物があり、その天井には藁製の大蛇が潜むようにして参拝者を見下ろしていました。

 

用語解説 高岡神社の大倭根子日子賦斗邇は古事記の表記です。樂樂福神社は大日本根子彦太瓊と表記して日本書紀に従っています。

木野山神社
木野山神社

木野山神社(高梁市)は大山祇命を主神としてお祀りし殊に疫病除けの大神として著名な神社です。明治9年を皮切りに中国地方で猛威をふるったコレラ病を逃れんとして昼夜を問わず参拝者が訪れたと伝わっています。当社の末社にも木野山神社が祀られていますので御神縁に感謝して参拝致しました。

八幡神社
八幡神社

八幡神社(高梁市)は木野山神社と同じ敷地に鎮座されています。八幡神(応神天皇・仲哀天皇・神功皇后) を主祭神としてお祀りして、敷地の左側には木野山神社が鎮座されています。神社のご創建は仁和2年(西暦886年)で木野山神社の天暦9年(995年)より古く、この地域の氏神様として崇敬されています。(木野山神社は氏子を持たない崇敬神社です。)

出雲大社参拝

出雲大社 本殿を望む
出雲大社 本殿を望む

6月9日(旧暦5月1日)、去る5月10日(旧暦4月1日)に平成の大遷宮が厳粛にお仕えされた出雲大社に参拝を致しました。当日は日曜日(大安)でしたが日程を調整しての参拝です。

銅鳥居より拝殿・本殿を望む
銅鳥居より拝殿・本殿を望む

大遷宮から1ケ月が経ちますが大勢の参拝者で境内も門前町の神門通りも大変な賑わいでした。まずは拝殿に向かい大遷宮を奉祝して拝礼致しました。同行した妻(権禰宜)・娘(中三)も真摯な祈りを捧げておりました。

拝殿でのお参りを済ませて八足門に進み御門内に参入して特別拝礼をさせて頂きました。

大國主大神様がお鎮まりになる御本殿は60年ぶりに蘇り、愈々その威厳を増し給いて麗しい御姿でした。

(御門内の写真撮影は禁止)

 

出雲大社教神楽殿
出雲大社教神楽殿

御門内での拝礼の後、出雲教の御神殿と出雲大社教の神楽殿をそれぞれ参拝して帰路に就きました。(写真は出雲大社教神楽殿)

神宮参与同評議員会・伊勢神宮崇敬会代議員会

講演会場
講演会場

6月6・7日の2日間「神宮参与同評議員会・伊勢神宮崇敬会代議員会」に出席する為、伊勢市に出張致しました。日程の初日は内宮の参集殿にて映画「第62回神宮式年遷宮-御装束神宝編」の上映とジャーナリスト 櫻井よしこ先生が「日本よ、のびやかなれ」と題して講演をなさいました。(講演中の録音や写真撮影は禁止)

 

神宮評議員 平成25年1月10日付 就任

伊勢神宮崇敬会代議員 平成25年4月1日付 就任

懇親会
懇親会

講演会終了後は、会場を神宮会館の大講堂に移し神宮大宮司様もご出席になる夕食を兼ねた懇親会が開催されました全国から参集した沢山の宮司方と歓談や名刺交換をして懇親を深めた次第です。

内宮宇治橋前
内宮宇治橋前

日程の2日目は午前8時に外宮前に参集して神社本庁総長を先頭に同宮と内宮の御垣内参拝を致しました。(写真は内宮の宇治橋前)

内宮神楽殿
内宮神楽殿

内宮の御垣内参拝をすませると同宮神楽殿に於いて大々神楽を奉奏致します。舞女(巫女)6名による倭舞や舞楽などが華やかにお仕えされました。(殿内の写真撮影は禁止)

神宮会館
神宮会館

両宮での日程をすませると神宮会館大講堂での会議が始まります。会場の神宮会館は内宮にほど近く神宮に参拝される方々に親しまれる参宮の宿です。会議の出席者の多くはこの宿に宿泊致します。

 

会議場
会議場

会議は開会儀礼の後、神宮大宮司様と伊勢神宮崇敬会長のご挨拶、功労者の顕彰、来賓の伊勢市長の祝辞などがあってから議長を選出して議事に入ります。①神宮の現況について②伊勢神宮崇敬会会務報告③その他について担当者から説明が有り、全て了承され閉会致しました。

おはらい町
おはらい町

会議終了後、内宮門前町のおはらい町とおかげ横丁を散策致しました。平日にもかかわらず参拝を終えた大勢の人々で賑わっていました。式年遷宮への期待の高まりを感じました。

月次祭

月次祭
月次祭

6月1日(土)午前7時、恒例の月次祭を斎行致しました。装束も冬物から夏物に改まり紗や絽で仕立てられた衣装を着用します。当社は6月1日と10月1日を更衣の日としていますが、立冬から冬物、立夏から夏物の装束を着用する神社もあります。

白地に雲立涌紋総裏付の紗織の狩衣に絽織の差袴を着用

朝の境内
朝の境内

5月27日に早々に梅雨入りした当地は今日も曇り空の1日となりそうです。初夏の緑もいよいよ深みを増して来ました。

天皇皇后両陛下の奉迎

御料車
御料車

6月26日(日)第64回全国植樹祭にご臨席の為、式典会場のとっとり花回廊に向かわれる天皇皇后両陛下を奉迎申し上げました。

事務局の日程説明
事務局の日程説明

午前8時30分に伯耆町の溝口神社境内に、日野支部管内の神職・総代・氏子に加えて鳥取県神道青年会の会長以下会員が集合して、一同で御神前を拝礼し支部長(小職)の挨拶と事務局の日程説明の後、定められた奉迎場所に向かいました。

 

奉迎と万歳
奉迎と万歳

式典会場に向かわれる御料車が減速して通過されると同時に、一斉に日の丸の小旗が打ち振られ、県神道青年会長の先導により神青会員は聖寿の万歳を三唱して奉迎申し上げました。

畏くも天皇皇后両陛下には御料車の窓を開け、お手を振ってお応えになられました。

野田山(のたやま)山神祭

野田山 山神社
野田山 山神社

5月25日(土)野田山の山神祭を斎行致しました。この神社は宮内地区の野田山の山中(標高550m)に鎮座し主神の大山祇命ほか、元禄10年(西暦1697年)に野田山の入会山林を守る為、住民一同に代わって横暴な製鉄業者を懲らしめた咎により藩命により処刑された三人の義民の御霊をお祀りしています。

湯立行事
湯立行事

木山代宮家では山神や荒神を祀る祭典には湯立(ゆだて)行事をして神饌・玉串・参列者等、神事にかかわる全ての人や物を祓い清めます。山神社の境内を流れる小川の清水を汲んで、ぐつぐつと沸かし清笹を漬けて振り祓い、斎場の清浄を保つのです。

 

用語解説 代宮家(よこや)とは出雲・伯耆地方の方言で代々神職を務める家の事。

直会
直会

山神や荒神のお祭りのほとんどは雪深い季節に執行されますので、近年は神様が鎮座される現地ではなく公民館等で斎行する事が多くなりましたが、野田山の山神祭は雨天の時以外は必ず御神前で斎行致します。山神としての御神徳はもちろん勝負事に御利益がある神様としても崇敬され祭典終了後は境内にゴザを敷いて野趣満点の直会をしてお祝い致します。

遷霊祭(せんれいさい)

交通安全御守の遷霊祭
交通安全御守の遷霊祭

納品された交通安全御守の遷霊祭を本日(5月21日)の日供祭に併せて斎行致しました。

多くの神社が御神札や御守の類は専門の業者に奉製を委託しておりますが、納品された御神札・御守などは必ず御神前にお供えするなどしてご祈念を致します。当社ではその神事の事を「遷霊祭」と呼び習わしています。

御祭神の恩頼(みたまのふゆ)を籠めてから御祈願やご社頭を通じて、ご参拝の皆様に頒布を致します。

用語解説 恩頼とは神様の御神徳や霊威の事

ピンクの躑躅(つつじ)

ピンクのつつじ
ピンクのつつじ

春の名残りを惜しむように拝殿前の躑躅がピンクの花をつけました。花言葉は「恋の喜び」だそうてす。 躑躅の花言葉には恋愛成就の祈りが込められているかのようです。 当社にご参拝になる適齢の女性・男性の恋愛成就をお祈り致します。

鳥居の後光

鳥居
鳥居

5月12日の午後4時30分頃、鳥居の真後ろから神々しい後光のように夕日が差し込んできました。

石楠花(しゃくなげ)と躑躅(つつじ)

しゃくなげ
しゃくなげ

椿や八重桜が散ってしまうと社務所の前庭の石楠花が後を引き継ぎます。石楠花の花言葉に「威厳」 「荘厳」などが有りますが、古くは神に捧げる木であったとの説もあり、花言葉がそれを裏付けるかのようです。ただ当社の石楠花は小さな木ですので威厳は備わっていませんが・・・

白いつつじ
白いつつじ

社務所前庭の躑躅も白い花をつけました。白い躑躅の花言葉は「初恋」だそうです。なんだか妙に納得してしまう花言葉です。 

印賀 樂樂福神社春季大祭

印賀 樂樂福神社
印賀 樂樂福神社

5月5日(日)印賀の樂樂福神社春季大祭を斎行致しました。五月晴れの好天に恵まれ多くの氏子の方々が午前中に参拝を済まされました。ゴールデンウィークの好天は貴重な農作業の日でもあります。日野の神々の春祭り

春季大祭
春季大祭

宮司ほか2名の助勤神職の奉仕により、責任役員・総代・来賓等が参列して大祭典を厳粛に斎行致しました。氏子の女子中学生による巫女舞の奉納もあり艶やかな春祭になりました。

春季大祭(例祭)

春季大祭(例祭)
春季大祭(例祭)

5月1日(水)午後1時、春季大祭(例祭)を斎行致しました。天気予報の通り午前中から小雨が降ったりやんだりの天候でした。気温も低く3月下旬なみの冷え込みとなった1日でした。

春季大祭(ギャラリー) 

剣の舞
剣の舞

生憎の天候でやむなく神幸式は中止となりましたが、大祭典は例年通り神社本庁より献幣使が参向し、助勤神職による剣の舞も奉納されて厳粛に斎行致しました。

宮司挨拶
宮司挨拶

祭典終了にあたり、国家の繁栄・皇室の安泰と共に五穀の豊穣・諸産業の発展・氏子崇敬者の家運隆昌をご祈念した事を報告し、総代会長以下責任役員・総代・助勤神職等に恙なく大祭典の執行が叶いました事を厚く御礼申し上げました。

献幣使の神酒拝戴
献幣使の神酒拝戴

宮司の挨拶後、一同で神酒を戴いて春季大祭(例祭)を祝いました。その後、一同揃って社務所で直会をして和やかに歓談致しました。

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