当社の祭礼行事を中心に、日々の出来事などをブログ風にお伝えします。

 

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金木犀

9月28日、例年よりやや遅れて(昨年は23日)黄金色のを付けました。境内に独特の甘い香りが漂っています。当地では金木犀が花を付ける頃から山野でキノコ狩りをする人々が増えてまいります。黄金色にあやかってご参拝の皆様が金運を得られますようにお祈り致します。また沢山のキノコの収穫も有りますように。

百日祭

百日祭 玉串拝礼
百日祭 玉串拝礼

9月24日(土)去る7月14日に帰幽した実父の100日祭を斎行して頂きました。本来は10日祭を終えると50日祭として忌明の御霊祭を執行するのが本義ですが諸般の事情により50日(9月1日)は喪主の拝礼のみとし本日の御霊祭となりました。ごく近しい親族のみ(喪主を含め9名)が参列して、葬場祭など一連の神事をご奉仕頂いた奥出雲町の仰支斯里神社宮司により鄭重厳粛にお仕え頂きました。併せて奥津城に御遺骨を埋納致しました。

秋の祖霊祭

祓詞を奏す
祓詞を奏す

9月22日(木)彼岸の中日に祖霊祭を斎行して木山代宮家の祖霊をお祀り致しました。祭典後には奥津城にお参りして祖霊をお偲び申し上げます。尚、宮中では秋季皇霊祭が斎行され皇霊殿に奉斎された御歴代の天皇と皇族方の御霊を今上陛下が御親祭なさいます。

 

用語解説 皇霊殿は宮中三殿(賢所・皇霊殿・神殿)の内の1社。親祭とは天皇自らお祀りなさる事。奥津城とは神道式の墓地の事。

鳥取縣護國神社秋季大祭

鳥取縣護國神社秋季大祭
鳥取縣護國神社秋季大祭

9月20日(火)鳥取縣護國神社の秋季大祭の助勤奉仕に伺いました。台風16号の接近で風雨が強まる中にも恙なく厳粛に斎行されました。県知事をはじめ県議会議長・県遺族会長・国会議員(3名・全て代理)など多数の行政関係者や遺族など200名程が参列されました。宮司・禰宜・権禰宜ほか県内7支部の支部長が祭員として奉仕、ほか5名の神職が前導、樂員などを務めました。神社本庁の献幣使として庁長、同随員が参向して幣帛を捧げ鳥取敬愛高校の女生徒による浦安の舞、崇敬者による詩吟も奉納されました。

日野の神々の秋祭り

家屋解体の祈願祭(清祓い式)から地鎮祭まで

家屋解体祈願祭(8月22日)
家屋解体祈願祭(8月22日)

去る8月22日(月)に家屋解体の祈願祭を代行奉仕した奥出雲町大呂にお住まいの方の地鎮祭を18日(日)に執行させて頂きました。その間、9月7日(水)には古井戸の埋立の祈願祭もご依頼頂きました。

 

解体作業中に見つかった古井戸(9月7日)
解体作業中に見つかった古井戸(9月7日)

9月7日(水)には解体した家屋の中から見つかった古井戸の埋立の祈願祭です。

地鎮祭(9月18日)
地鎮祭(9月18日)

18日(日)は停滞する秋雨前線や台風16号の影響により雷雨の予報が出ていましたので祭壇は敷地に隣接する長屋の1階に設えさせて頂きました。

新家屋の敷地
新家屋の敷地

本降りの雨の中、施工業者さんにお願いして新家屋の敷地内に忌竹(4本)を立てて注連縄を廻らせて頂きました。今回は切麻の四方祓と鍬入れの儀は祭典後に敷地内で執行です。家屋の解体から井戸の埋立、地鎮祭とそれぞれの祭事を怠る事無く済まされました施主さんご一家は必ずや尊い神々のお力添えを頂かれて、益々ご安泰にお過ごし頂けるものと存じます。誠におめでとうございました。

秋の味覚「栗」

日供祭の神饌に「栗」
日供祭の神饌に「栗」

9月17日(土)境内で収穫した栗を本日の神饌の1品としてお供え致しました。古代から貴重な保存食として重宝された栗の実は焼いたり、茹でたり、栗ご飯などにしても食しますし、和洋の菓子の具などにも使用される馴染みの深い食物です。青森県の三内丸山遺跡では祭祀用の建物に栗の木が使用されていた事も分かっています。食料として、建材として様々な用途で私達の生活を現在も支えています

大祓祈修

大祓祈修
大祓祈修

9月10日(土)より10日間、日供祭に併せて師走大祓札(650体)に大祓の祈修を致します。大祓詞を毎日1巻奏上し計10巻を祈修して修めとします。当社の師走大祓札は御玉串(ご神札)やお守りの場合とは異なり遷霊祭の執行はなく御神前にお供えして大祓詞をひたすら奏上し祓戸四柱の大神達のご神徳が籠るよう祈念するのです。今朝は湿度も低く初秋らしい朝でしたので総裏付き紗織の狩衣を着用してお仕え致しました。

師走大祓札
師走大祓札

師走大祓札は兼務社の早いところでは10月中旬頃から神宮大麻と共に総代さんよって氏子各戸に頒布され、当社は12月の家浄に併せて頒布致します。このお札は新年を迎えるにあたり家屋の玄関等に貼ってお祀りし、歳神様を迎える準備が清々しく調った家屋である事を示し、禍々しい事や者(物)の侵入が無きようご守護頂きます。

ぶどう(巨峰)の奉納

日供祭の神饌
日供祭の神饌

先日、埼玉県比企郡からご参拝下さいました女性の方からぶどう(巨峰)をお送り頂きましたので早速、7日の日供祭の神饌として御神前にお供え致しました。この方は山陰方面を旅行中に当社に2回もご参拝になり、短時間でしたがお話もさせて頂きました。樂樂福の大神様とのご縁を大切に思って頂いた上でのご奉納でありましょう。ご多幸を祈念申し上げます。有難うございました。

日野支部教養研修会

教養研修会
教養研修会

9月4日(日)教養研修会を日野町公民館で開催致しました。兼業神職の事を考慮に入れ日曜日の日程に致しました。当日は大安でしたので途中参加や途中退席も有りましたが13名が受講致しました。講師には鳥取市の鳥取大神宮の宮司にご来駕頂き古文書の解読の基礎を熱心に学びました。

講師先生には沢山の資料をご用意頂き、特に近世の古文書の特有の用字、用語から異体文字、変体仮名、また当時の歴史的な背景なども踏まて古文書解読の手ほどきを受けました。日野支部管内の社家には自家や氏子に係る様々な文書が眠っていると推察されますが今回の研修を切っ掛けにそうした文書をみだりに廃棄したり埋もれさせたりする事なく社家や地域の大切な資料として解読し保存していく事の大切さも学びました。

月次祭

月次祭
月次祭

9月1日(木)午前7時、月次祭を斎行して国家の隆昌と皇室の御安泰、氏子崇敬者の繁栄と安寧をご祈念致しました。台風10号の影響か昨日はやや強いかぜが吹きました。今朝は風は収まりましたが、少し蒸し暑さを感じましたので総裏付きの紗織の狩衣の着用はやめて肩裏付きの物に致しました。

朝の境内
朝の境内

今日は晴天の予報が出ていますので傘の心配はなさそうです。来月から始まる秋祭に備えて各神社のご神札など授与品の残余の確認と発注など事前の準備を怠りなく致します。

島根県神社庁

島根県神社庁 庁舎
島根県神社庁 庁舎

8月31日(水)所用の為、島根県神社庁を訪問致しました。近年に新築された庁舎は二階建ての立派な建物です。忙しい中、参事さん・録事さんには鄭重に対応して頂き用件も恙なく確認出来ました。有難うございました。

左、立虫神社・右、万九千社
左、立虫神社・右、万九千社

帰途、寄り道をして万九千社(まんくせんのやしろ 通称、万九千神社)に参拝致しました。同社の境内には立虫神社(たちむしじんじゃ)も鎮座されています。平成26年10月に正遷座祭が斎行されましたので木の香もかぐわしい拝殿に建て替わっています。

 

御祭神 櫛御気奴命・ 大穴牟遅命・少彦名命 八百萬神

 

立虫神社御祭神  五十猛命・大屋津姫命

抓津姫命

万九千社の磐座
万九千社の磐座

万九千社は、神在月(かみありづき)に出雲大社、佐太神社などと共に全国から八百萬神(やおよろずのかみ)が来訪、滞在され「神議 かみはかり」をなさる神社として著名です。御本殿は無く拝殿の背後に鎮座される磐座が御神体として鄭重にお祀りされています。

神社庁幹部研修会

広島文化学園HBGホール
広島文化学園HBGホール

8月23日(火)24日(水)の両日、鳥取県神社庁の幹部研修会で広島県に1泊2日の出張を致しました。庁長・県神社総代会長をはじめ副庁長・理事・支部長・地区総代会長ほか神職・総代40名がバス1台に乗り合わせ講演会場を目指して出発致しました。

本日の講演講師はテレビでも活躍中のケントギルバート氏です。会場には中国5県の神社関係者約700名が集まりました。演題は「ボクが見た日本国憲法」刻々と変化する社会情勢に対応すべく、現行憲法を改正する事は喫緊の課題であり一層の世論喚起に努めなければならない事を様々な資料の提供とユーモアを交えてお話しされました。

厳島神社の波除鳥居
厳島神社の波除鳥居

講演会の熱気のさめやらぬ中、今夜の宿泊地の宮島に向かいました。宮島での宿泊は実に小学6年生の修学旅行以来です。お宿のホテル「みや離宮」に荷物を置いてから厳島神社の参拝に向かいました。参拝後、再び宿に戻って入浴後、懇親会が開催されました。

御祭神 宗像三女神

(市杵島姫命・田心姫命・湍姫命)

大和ミュージアム
大和ミュージアム

翌日は8:30分に宮島を出発し呉市の「大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)」と隣接する「てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)」を見学しました。大和ミュージアムでは「戦艦大和」の10分の1スケールの模型や「零式艦上戦闘機62型(ゼロ戦)」特攻兵器「回天10型」の試作型、特殊潜航艇「海竜」後期量産型などの実物の展示を見学致しました。「てつのくじら館」では潜水艦「あきしお」に乗艦して艦長室や士官室など艦内の一部を見学致しました。

広島三次ワイナリー
広島三次ワイナリー

帰途、昼食に三次ワイナリーに立ち寄り、バーベキューを堪能しワインの試飲も楽しみました。

学習会の講師

学習会の講師
学習会の講師

8月19日(金)人生学園の歴史学習コースの講師を依頼され出向致しました。会場の日南町役場の会議室で10数名の受講生を前に「樂樂福神社について」と題して講義をさせて頂きました。90分もの持ち時間を頂き当社の由緒資料の説明のみでは30分もあれば終わってしまいますので、当社と鬼伝説、福媛伝説、たたら製鉄との関わり、関連する神社の事なども入れ込んでお話しさせて頂きました。受講生の皆さんは熱心にお聞き頂きましたが、私の反省点としてはやや内容にまとまりを欠いた事、早口になった事などなど沢山の反省点がありました。このような機会を与えて下さいました受講生の皆様とコーディネーターの青戸先生に感謝致します。私自身も事前の準備も含め大変勉強させて頂き有難うございました。

祖霊祭

祖霊祭
祖霊祭

8月14日(日)午後2時、木山代宮家の祖霊祭を斎行して祖先の御霊をお慰め致しました。当家では13日の夕方から16日午前中まで社務所の床の間に祭壇を設えてお祀り致します。仮の御霊舎となる祭壇には期間中、神饌のほか煮物、汁物、お茶、和洋の菓子等もお供えしてお仕えします。

 

用語解説 代宮家(よこや)とは伯耆・出雲地域で社家(神職の家)をさす言葉

墓参
墓参

御霊祭を終えると一同で墓参を致しました。当家の奥津城は車で10分程の多里神社の近くにあります。16日には御霊送りの後、祭壇のほか盆飾りなどを午前中に撤収します。

 

用語解説 奥津城(おくつき)とは神道墓地の事

出雲大社参拝と御霊迎え

出雲大社 銅鳥居前
出雲大社 銅鳥居前

8月13日(土)出雲大社に参拝を致しました。土曜日の大安でしたが妻や娘の要望を入れて日程を調整し、出発前には御霊迎えの準備も万端に整えて午後5時30分には必ず帰着する行程です。早朝、本社の日供をお供えして午前6時30分には社務所を出発し午前8時45分頃に到着しました。すでに境内は大勢の参拝者の姿がありました。近年はご遷宮を終えたご本殿のみならず祓の社、素鵞の社、釜の社なども参拝者のお目当ての社になりました。

出雲教の天神社と亀の尾の滝
出雲教の天神社と亀の尾の滝

年1回の出雲大社の参拝は我が家の恒例行事になりました。その時には必ずお隣の出雲教の神殿にも参拝させて頂く事にしています。写真は神殿の左奥、心字池中之島に鎮座する天神社(てんしんしゃ)です。ご祭神は少名毘古那神と紹介されていますので菅原道真公では有りません。この神様は大国主大神と深いご縁がある方なのはご承知の通りで、かつては北島国造家の邸内社としてお祀りされいてたのを寛文年間にこちらにお遷しされたそうです。

御霊迎え
御霊迎え

参拝後はご縁横丁を散策して昼食に出雲そばを食し、市内のショッピングセンターに移動して御霊祭の神饌などを調達後、帰路につきました。予定通り午後5時30分前には帰社して、御霊迎えも恙なく出来ました。

木槿の花が咲いています。

むくげの花
むくげの花

連日30℃を超える猛暑の中、4.5日程前から境内の木槿(むくげ)が花をつけています。今年は例年に比べ早くに開花しました。明日12日には朝方の涼しい内ににブロアを駆使して境内の清掃を済ませ、午後からは祖霊をお迎えする祭壇や盆提灯の用意を怠りなく致します。

鬼神神社龍燈祭

鬼神神社拝殿
鬼神神社拝殿

8月7日(日)島根県奥出雲町の鬼神神社の龍燈祭(りゅうとうさい)を代行奉仕致しました。立秋とはいえ30℃を有に超える猛暑の中での祭典となりました。この祭祀は素戔嗚尊が退治された八岐大蛇の御霊を鎮める神事と伝わっており龍頭祭と記した古文書もあるようです。しかし近年は夏祭の意味合いが強調され祝詞の内容もそうした文言になっています。今後の課題として龍燈祭の本来の意味などを踏まえて古儀の記録などを調査検証すべきと考えます。

陵前祭
陵前祭

拝殿での神事に引き続き神輿が本殿の右側に舗設された御旅所まで巡行し御旅所祭をお仕えし終わると直ちに還御されます。小休止の後、役員総代8名と共に船燈山(せんとうさん)とも称される標高150m程の五十猛尊の御陵地と伝わる塚山に登拝し陵前祭を執行致します。近年は御陵地を示す石碑の前に米・酒等をお供えして簡略な祝詞を奏上するのみです。御陵地の位置は本殿右側の神幸式の御旅所の真上となるのは何か深い意味が有るように思えてなりません。

巡回講演会・日野郡神社総代会代議員会

巡回講演会
巡回講演会

8月6日(土)神社庁主催の巡回講演会と日野郡神社総代会の代議員会が日南町の総合文化センターを会場に開催されましたる講演会の講師には岐阜県の白山神社 宮司の服部哲夫先生をお招きして「神の恵みに感謝して」と題してご講演を頂きました。服部宮司は社家のご出身ではなく、地元の高校で教鞭を執る傍ら白山神社の氏子総代を務めておいででした。たまたま学生時代に神職の資格を国学院大学で取得されておりましたので、退職後に先代の白山神社の宮司に請われて後継の宮司として奉職された異色の経歴をお持ちの方でした。講演の締めとして玄人はだしと評判の尺八で鳥取県の民謡「貝殻節」をご披露下さいました。

日野郡神社総代会長表彰の授与式
日野郡神社総代会長表彰の授与式

講演会の終了後、小休止を挟んで日野郡神社総代会の代議員会が管内79社の総代と神職など80数名が出席し、神社庁長・鳥取県神社総代会長をお招きして開催されました。議事に先立ち県と郡それぞれの総代会長から永年に亘り功績のあった総代や氏子に表彰状が授与されました。また各議事は提案の通り承認されました。

月次祭

月次祭
月次祭

8月1日(月)午前7時、月次祭を斎行して国家の隆昌と皇室の御安泰、氏子崇敬者の繁栄と安寧をご祈念申し上げました。連日の猛暑ですが大気が不安定な事もあり湿度が高く朝から蒸し暑いお朔日となりました。

朝の境内
朝の境内

今日は月次祭を終えると出張祭典(5年祭)があり朝の境内を撮影出来ませんでしたので帰社後に午後の境内を撮影致しました。朝方と比べると気温もさらに上昇し蒸し暑さは幾分か緩和した感じです。

連日の夏祭

美用神社夏祭
美用神社夏祭

私の忌明けを待って日延べをして頂いた江府町の美用神社(30日)と吉原三社(31日)の夏祭を代行奉仕致しました。両日とも30度を超える猛暑となりましたが総代会や氏子の出夫により万端な準備をして頂きました。

袋原神社の特殊神饌
袋原神社の特殊神饌

吉原三社の袋原神社では特殊神饌としてご婦人方が五目御飯を握り飯にして献饌されています。祭典後、直ちに撤下され直会のご馳走の一品として皆で頂きます。

地鎮祭

大柄邸 新築工事地鎮祭
大柄邸 新築工事地鎮祭

7月27日(水)地鎮祭奉仕の為、出張致しました。過疎化と高齢化が進む日南町では地鎮祭を執行する機会は少なくなり、当社では年間に1件~2件くらいでしょうか。30年程前、バブルの絶頂期に埼玉県の神社に奉職していた頃には1日に2・3件を奉仕する事が日常でした。本日は1年数か月ぶりの地鎮祭で、大柄組の社長宅の新築工事です。会長ご夫妻も参列され、天候も良く程よい爽やかな風も吹いて、暑さもあまり苦になりませんでした。誠におめでとうございました。

多里神社夏祭

多里神社夏祭の祭典
多里神社夏祭の祭典

7月25日(月)多里神社の夏祭を福成神社の宮司に代行奉仕して頂きました。祭員には溝口樂樂福神社の禰宜に助勤奉仕をお願い致しました。総代会長ほか役員3名・総代1名が参列して厳粛に斎行して頂きました。午後からの天候は小雨まじりでしたが総代会の強い決断により、ご神幸にお出まし頂く事と致しました。

上萩山の剣会館にて
上萩山の剣会館にて

拝殿での祭典後、発輿の準備を整えて午後1時に出発し、氏子内5ヶ所の御旅所(自治会公民館等)に立ち寄り、氏子の方々の出迎えを受けます5ヶ所の御旅所の内4ヶ所では御神樂を奉納してお参り下さった方々に御神札とお神酒を授与致します。

旧稲荷神社前での御旅所祭と還幸祭
旧稲荷神社前での御旅所祭と還幸祭

最後の旧稲荷神社前の御旅所では御旅所祭と還幸祭を斎行致します。それぞれの御旅所では神輿のお供をする神職や役員の為に冷たい飲み物やお菓子等を用意して接待をして下さいます。

拝殿での直会、ご奉仕有難うございました。
拝殿での直会、ご奉仕有難うございました。

道中、幸いにして雨も止み、神輿がご還幸され御霊代が御本殿に入御されますと入御祭をお仕えして多里神社夏祭の全ての神事が目出度く納めとなります。役員の方々には祭礼幟4本を撤収して頂いた後、拝殿で直会をして互いの労をねぎらいます。今年の夏祭りは宮司の忌は明けていましたが本殿の御扉を開扉して御分霊を神輿にお遷しする事等、厳重な儀式も有りましたので代行奉仕をお願い致しました。やや客観的な位置で夏祭をお仕え致しましたので様々な改善点などにも気付く事が出来ました。

忌明け

愛宕祭の祭壇
愛宕祭の祭壇

24日(日)の忌明けは日供祭を10日ぶりに奉仕致しました。午前中は多里神社の祭礼準備と氏子の方々と共に宮掃除、午後からは印賀樂樂福神社の氏子区域内の愛宕神社祭に出張です。こちらの愛宕神社は斎場となる公民館の隣の小高い山に鎮座され数年前まではその社前で執行していましたが高齢化に伴い登拝の際の安全確保が困難になり、ふもとの公民館に祭壇を設えて斎行しています。(氏子21戸)

忌中2

清掃の強い味方 エンジンブロア
清掃の強い味方 エンジンブロア

あさって24日(日)には忌が明け、通常の奉仕に戻ります。神職の忌、10日間は亡父の御霊の慰霊に専念する旨を記しましたが実際はそうもいきません。土・日を控えての境内の清浄を保つ為、早朝にブロアを使って清掃作業を致しました。忌の期間中むやみに境内を往来する事は憚られますが宮人夫さんだけに押し付ける事も出来ません。日供祭も祭典は致しませんが毎日のお供えは私が潔斎と祓いを修した上でお仕えしています。

社務所勤番
社務所勤番

社務所ではご参拝の方々の対応もしながら25日(月)の多里神社の夏祭の御神札の準備を進めています。当日は既に忌が明けていますが本殿の御扉を開扉して神輿にご分霊をお遷しする儀式もありますので今年は斎主を福成神社の宮司に代行して頂き、祭員を溝口樂樂福神社の禰宜に勤めて頂く事に致しました。10日の忌の期間中、職員が大勢いる神社でなければ宮司が御霊の慰霊に専念する事など実際には叶いませんが心静かに過ごすように努めています。

忌中

葬祭場 虹のホールまごころ (奥出雲町三成)
葬祭場 虹のホールまごころ (奥出雲町三成)

去る7月14日(木)早朝に実父が逝去致しましたので忌に服しています。16日(土)夕刻に通夜祭と遷霊祭、17日(日)に発柩祭・火葬祭・葬場祭・10日祭と慌しくも恙なく鄭重に執行して頂きました。特に葬場祭と10日祭は斎主以下2名の祭員、2名の樂員を島根県神社庁仁多支部の親交深い神職方のご奉仕により、父は大人命として尊き神々の末席に加えて頂きました。また生前に宮司として奉仕をしていました大呂神社ほか2社の氏子総代会のご配慮により氏子葬として送って頂きました。私は24日(日)の忌明けまで只管に父の御霊を慰めながら過ごします。したがって15日(金)斎行の福榮神社の夏祭りは石見神社の宮司に代行奉仕して頂きました。

用語解説 神職の忌は一般(50日)と異なり期間が短く、父、母、夫、妻、子については10日を目安としています。(但し7歳未満の子については5日) 昭和23年の神社本庁通達第34号 神職服忌心得より

栗尾神社祭は3年連続・・・

栗尾神社祭 神籬祭壇
栗尾神社祭 神籬祭壇

7月9日(土)江府町の栗尾神社祭を代行奉仕致しました。大気の状態が不安定で何時雨が降り出してもおかしくない天候ですので今年も栗尾公民館の2階を斎場にして執行する事になりました。これで3年連続の神籬祭祀です。栗尾神社は大正6年に美用神社に合併合祀されていますが近年、旧社地にも小社を建立して年1回のお祭りを斎行し、合祀先である美用神社の祭礼も抜かり無くお勤めされています。

和やかな直会
和やかな直会

祭典が終了致しますと斎場が直会会場になります。参議院議員選挙の投票日を明日に控え、そうした話題が出て来ました。今回より鳥取県は島根県と合区にされた事は誠に不都合だが東京~名古屋間と同等の距離となる選挙区は選挙カーの姿を見る事も少なく騒々しく無かった事だけは良かったという結論でした。また今年は数年ぶりにカラオケもスタンバイされ私も2曲を歌うまでは退席が許されませんでした。

金運守の遷霊祭

金運守
金運守

7月9日(土)ちょうど大安でしたので日供祭に引き続き当社で最も人気がある「金運守」の遷霊祭を執行致しました。納品されたのは6月下旬で、その間に御守り袋に内符を入れる作業を終えて拝殿に納めておりました。それまで2週間近く何かと気忙しく臨時の行事なども入って来ましてそのままにしておりましたが今日と明日の土・日や夏休みも間近になりましたので本日執行して頒布に備える事と致しました。  

金運守 初穂料600円

用語解説 内符(ないふ)とは御守り袋の中に納める小さな御神札の事

遷霊祭
遷霊祭

当社では御神札や御守などが納品されたり、奉製した場合は必ずご神前にお供えして祈念を致します。兼務する神社の御神札や御守等も日程の調整が叶えば該当の神社で執行し、不都合の場合は本社幣殿にお供えし該当神社を遥拝して祈念致します。当社ではそうした御神札・御守等の祈念を遷霊祭と称しています。

班幣式と支部長会

班幣式 庁長より幣帛料を受け取る西部支部長
班幣式 庁長より幣帛料を受け取る西部支部長

7月7日(木)神社本庁傘下の全国の神社にお供えされる幣帛料(本庁幣)が神社庁を通じて県内7支部の支部長に手渡されました。

神社庁神殿に於いて庁長よりお預かりした幣帛料は支部長が一旦持ち帰り、春秋の例祭に管内神社のご神前に献供されます。

 

用語解説 神社本庁の幣帛料(本庁幣)とは神社本庁が包括する全国の神社の例祭などにお供えする幣帛の代わりとなる金員。

支部長会
支部長会

班幣式に引き続き、役員室に於いて支部長会が開催され、正副庁長も出席され「神宮関係」「秘書関係」「総務関係」「財政関係」「行事予定」その他について参事から説明と報告が有り、特に「秘書関係」では、このたび改正や変更のあった規程について詳細に説明を受けました。

月次祭

月次祭
月次祭

7月1日(金)午前7時、月次祭を斎行して国家の繁栄と皇室の御安泰、氏子崇敬者の向こう半年間の安寧と発展を祈念致しました。

境内の榊は5月下旬から古い葉が落ち始め、同時に若葉をつけて、ここ数日は枝に白い花を咲かせていますが、次々と落花して変色し、地面を黄金色に変えています。

花が落ち切るまで暫くはこのままにして黄金の絨毯を楽しみましょうか・・・ご参拝の皆様に「こがね」が貯まりますように。

朝の境内
朝の境内

お朔日の今朝は梅雨の合間の晴れ日となりそうです。シトシトと降る雨に湿度も高くなりスッキリとしませんので梅雨明けが待ち遠しいです。体調管理を心掛けて夏祭りの奉仕に備えたく存じます。

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